LAIBACH - ライバッハ

ナチズムのような非ナチズム、狂気のような正気、ライバッハの世界にひたると、
生のエネルギーがムクムクともたげるようなのです。
人生たくましく生きようというアジテーションが、構成美に満ちたサウンドと掛け算となって、
日本の若者の胸をえぐるはず。
今やヨーロッパのみならず、アメリカ、そして日本と勢力を拡大するライバッハ芸術。
泰平の音楽シーンをくつがえす潜在力を秘めて、登場です。

LAIBACH logo Laibach

プロフィール

1979年、当時ユーゴスラビアの構成共和国であったスロベニアで、その全体主義の中でゆがめられた社会に反発し音楽によりそれを表現し活動するLaibach(ライバッハ)が誕生しました。

Laibachの活動は、当時支配していたユーゴスラビア政府からの追訴を逃れるため、国外のレーベルや国外のコンサートツアーなどにより披露されていました。

スロベニアが1991年に独立を宣言してからは政府を支持し民族主義と対決することとなったためLaibachの作風は変化しています。

その素性から表に出るメンバーは決まっていますが、実際にLaibachとして活動しているメンバーは固定されていません。

ディスコグラフィ

Kunst Der Fuge

バッハのThe Art of Fugue (Die Kunst der Fuge)をライバッハが解釈するとこうなります。この革命的なアルバムは今のエレクトロ界の中で異端な存在です。バッハは楽器を指定しませんでしたが、ライバッハはコンピュータとシーケンサを使いました。(2008/8/18)

Divided States of America (DVD)

2004年の米国ツアーとパリでのライブ映像などが収録されたDVDです。日本語字幕付きです。(2006/11/28)

Volk

Laibach

「Volk」とは民族・国民のこと。NSKの国歌と、独自の解釈を施した各国の国歌が収録されています。 このアルバムはライバッハによる水彩画が描かれたハードカバーとなっています。 日本の国歌「君が代」もライバッハ風の解釈を経て収録されています。(2006/10/23)

Laibach - The Videos (DVD)

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初期の頃から最近のプロモーション映像を集めたDVDです。(2004/11/16)

WAT

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「WAT」(Stands for We Are Time)はデジタルという時代精神へ突入する新しい表現方法の始まりです。 それは今までのものよりも根拠に基づいて、Techno Wizzard Umekにより共同で製作され書かれました。 とてもミニマルですが、あいかわらず直接的で積極的でしゃれています。(2003/9/8)

THE JOHN PEEL SESSIONS

2002/12/2に今までにない出来栄えのLaibachの「John Peel Sessions」をリリースしました。このCDは1986年と1987年の2つの「John Peel sessions」の中心となったユニークなバンドBaltic bombastが演奏しています。ヨーロッパのディスコナンバーとなりイギリスのシングルチャートにもあがった「Life Is Life」の初期のバージョンも収録されています。(2002/12/2)

REKAPITULACI JA 1980-1984

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1985年の古い作品の第三版が出荷されました。Laibachの最初の国家的LPをリマスターしデザインも一新し、新たに2曲を追加しました。 (2002/2/25)

Nova Akropola - Special Enhanced Digipack

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昔、国家により禁制とされた「Neue Konservatiw」はCold Spring RecordsよりCDとして再びリリースされます。CDには独特のアートや写真がついています。「Neue Konservatiw」は最初、1985年11月にドイツ語のみでリリースされました。アルバムの題材はハンブルクのイスラエル・ハレで2日間開催した音楽祭「Neue Konservatiw」から得ています。(2002/9/2)

Jesus Christ Superstars

NATO

Laibach

有名な「FINAL COUNTDOWN」「DOGS OF WAR」などのカバーをまとめたアルバムです。 さまざまなアーティストの楽曲をカバーしていますが、アルバムとしてライバッハらしい統一感を保っています。(1994)

Let It Be

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ビートルズのアルバム「Let It Be」のカバーです。ジャケットもライバッハらしく真似ています。 ビートルズよりもはるかにパワフルで油断のならない仕上がりです。(1990)

OPUS DEI

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このレコードは日本国内盤として最初のリリースとなりました。 発売元はアルファレコードで、当時、フライヤーまで作られました。 レコードのジャケットにかけられた帯には大きく「おっかねぇ。」と書かれていました。 1988年にLaibachは来日予定でしたが、天皇陛下崩御の年でありキャンセルとなってしまいました。

Interrogation Machine: Laibach And NSK

NSKおよびLaibachについて書かれた本が出版されました。

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コンサート

  • LAIBACH KUNST DER FUGE TOUR DATES 2008
  • 1994-95にかけて開催された「Occupied Europe Nato Tour」では、ヨーロッパやNATO諸国のライブ会場を、NSK Stateが「占領」したと宣言しました。




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laibach.txt · 最終更新: 2018/06/14 11:30 (外部編集)